時価と新価の注意点

新価というのは文字通り、新品価格のこと。

保険用語では再調達価格と呼ばれることもあります。

時価とは、新価から減価償却した価格、ざっくり言うと中古価格のこと。

保険では、火災保険の保険金額を新価で設定する場合と、時価で設定する場合があります。

また、賠償責任保険で支払われるものに対する金額は時価が基準です。

これは法律上の賠償責任は時価で弁償すればいいということになっているからです。

これがどういう問題になるのか?火災保険の場合

例えば、台風で屋根の一部が吹っ飛んだとしましょう。

当然、修理を業者に頼みます。

修理業者の見積もり、請求書が上がってくるわけですが、当然、修理後はピカピカの屋根になります。

つまり、その費用は再調達価格=新価です。

しかし、もともとの屋根は当然、中古物件です。

かりに修理が50万かかったとしても、それは新価額ですから、もし時価で保険の契約をしていた場合は、減価償却が差っ引かれた金額が支払われます。

つまり、実際で保険でもらえるお金は30万とか40万くらいになる可能性もあります。

これを新旧交換差益控除といいいます。

どれくらい、差っ引かれるかはケースバイケースですが、MAXで50%くらいです。

最も最近の火災保険はそんなことにならないよう新価で契約するのが一般的です。(お店の物件を除く)

これがどういう問題になるのか?自動車保険の場合

法律上の賠償責任は時価つまり中古価格が基準です。

以下よるある自動車事故の揉め事

古い自動車にぶつけてしまった場合、相手に支払うべき金額は時価額です。

つまり、中古価格。

極端な話10年落ちの普通車など、中古価格が全体で20万くらいになります。

しかし、修理すると、部品やパーツは新品になります。

よって、自動車保険でおりる金額<修理費となります。

一応、賠償義務は時価額なんで、法律上の義務はないものの、相手は納得するはずがなく、揉めること必死。

対策としては、特約、対物超過修理費用保険をつけるのが一般的。

年間1000円ちょっとの特約ですが、修理費が時価額を超えた場合、一定の金額が支払われます。

その他は、自動車屋さんと要相談。

できるだけ安くしてもらうしかないです。

ところで、通常の損保会社の場合は、地元の自動車屋さんと損保の担当は顔なじみだったりして、上手くやって来ることも多いのですが、通販の場合はそうではないので、実際上は保険会社と自動車屋さんのコミュニケーションがうまくいかないこともあります。

まあ、なんというか、自動車屋さんのおっちゃんたちはよくも悪くも職人気質の人も多いので、気のいい人が多いのですが、顔見知りでないとき、電話だけで話すときは、何を言ってるかわからないこともままあるので、(日本語の目的語がなかったり、あれそれこれなどの言葉が多かったりです)、ツーカーの中になっていれば話が早いのですが、そうでない場合は、コミュニケーションが取れにくい場合もあります。

通販会社がどうこうという問題ではないですけどね。

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