生命保険の商品 3つの基本形
生命保険は死亡保障については、難しそうなイメージがありますが、実は30年以上前から3つの基本は変わっていません。
定期保険、養老保険、終身保険の3つです。
※以下、某保険会社商品の場合。
定期保険について
定期保険は期間限定の掛け捨ての保険です。
いわゆる生命保険の死亡保障でほとんど人が加入している商品ですです。
上の形であれば、月の掛け金が4920円、
それを20年間支払います。
合計が1,180,800円です。
そして、60歳の満期の日を過ぎると、保障はなくなり、1円も帰って来ません。
つまり、定まった期間の掛捨ての保険、これを定期保険といいます。
養老保険について
養老保険とは、保障は定期保険と同じです。
40歳から60歳までの期間限定で保障があります。
つまり、60歳の満期日を過ぎると、保障はさっぱりなくなります。
唯一の違いは、満期になると、死んだ場合と同じだけの保険金が満期金として受け取れます。
つまり、上の例では1000万円の満期金があります。
月の掛け金が40340円。
20年間で968万1600円支払います。
終身保険について
終身保険は上2つと根本的に異なります。
終身保険は支払いは60歳までですが、保障は一生涯続きます。
つまり、61歳で死んでも、80歳で死んでも、保険金はもらえます。
ここが重要です!
保障が一生涯続くということは、家族はいつかは必ずもらえるということになります。
なぜなら、人はいつかは死ぬからです。
月の掛け金が27,300円、20年間の支払総額が6,552,000円です。
言い換えると、6,552,000支払えば、1000万円はいつかは必ず家族にのこります。
なお、解約しても、支払い終了後であれば払った以上にお金がもどります。(年齢にも若干よりますが)
支払い終了まえに解約してしまうと、払った金額より少ないお金しかもどりませんが、
それでも、支払い終了後は養老保険より、戻り率がいい場合が多いので、最近は養老保険を選ぶメリットはほとんどありません。
生命保険の大事なこと
生命保険は基本的に、まず家族にお金を残すことが前提です。
そして、できるだけ、お金がヘラない入り方を剃る必要があります。
生命保険は安くて掛け捨てがいいという話がありますが、それは生命保険より優先すげき出費がある場合です。(家のローンなど)
生命保険はどれがいいというより、自分に合っているかどうかが一番大事です。
契約者の予算を考えないのであれば、終身保険が一番ムダのない保険ではあります。
ですから、富裕層が入る保険は終身保険が中心です。
しかし、予算が足らない場合は、掛け捨ての定期保険を最低限組み合わせることも必要です。
自分で選ぶ保険が流行っていますが、保険のプロに相談しながら設計するのがおすすめです。
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